こどものことが理解できない

なぜそのような行動をするのかわからない

これは疲れやストレスでなっているのか?

それとも特性?

時期的なもの?

親子といえども、人ひとりをすべて理解することは非常に難しいものです。

問題や課題、改善したいことがなければ理解する必要はないかもしれませんが、

本人の努力一択ではなかなか改善できないこともあります。

自分と似ていればある程度の理解はできるかもしれませんが、

自分の頭の中の 常識や想定、想像を超えると、理解できないものです。

この記事では、そういった理解できない状況とカウンセリングについて書いていきたいと思います。

※セッションのご案内は最後にあります。(面談できる場所は名古屋市ですが、お電話やオンライン通話で全国や海外からもご依頼いただいております。)

★★★こどもへの理解のご相談:感想の一部をご紹介します★★★

いつも最後にフィードバックがあり、そこでの話が子供への理解につながってきています。以前に比べると私のかかわりは大きく違うと思います。大変な状況もなくなっていきました。

小学生のお母さん

こちらで相談し始めて子供への理解が深まり、どう関わればいいかがわかっていきました。なかなかむずかしいこともありますが、以前より良い関係をつくれています。

そんなに理解しないといけないの?と思っていましたが、今の時代は今の時代に合わせていくほうが子供にとって良いと感じています。

30代のお母さん

理解できない気持ちに寄り添ってもらってとても心が軽くなりました。気持ちが楽になると理解する気持ちも増えてきていると思います。

中高生のお母さん

特性が強く、理解ができない、イライラして怒ってしまう、そんな状況でした。なぜ自分が怒ってしまうか、がわかった時にすごく苦しかったこと、そして涙がでて、気持ちが楽になりました。こどもも落ち着いてきて、相談してよかったです。

幼児と小学生のお母さん

親はどれくらい子供を理解している?


「親はどれくらい子どもを理解しているか」を直接測定した日本の大規模調査は意外と少なく、多くは親子の認識のズレや子どもの本音を親が把握できているかを調べています。

近年では2025年のベネッセの親子コミュニケーション調査があります。

この調査では、約半分くらいの中学生が

「親に言えなかったことがある」

「感謝しているが伝えられていないことがある」

「今は言えないが、いつか伝えたいことがある」

と回答しました。

一方で約8割の保護者は、

「子どもには言えない本音があると思う」

と回答しています。

こどもに本音があることは理解しているが

その中身までは十分に把握はできていないということが多いのかもしれません。

発達心理学の研究ではさらに、

親が把握している子どもの感情や悩みは

全体の5〜7割程度

といわれています。

内面的な不安や友人関係の悩みほど把握しにくく、

外から見える行動(勉強、生活習慣、問題行動)

は比較的把握しやすいといわれています。

実際には、

親は「何が起きているか」はかなり分かるが、

「なぜその行動になっているか」

は分からないことが多い

といわれています。

行動は見えやすいですが、

心の中は見えずらいものです。

子供自身も自分の気持ちがわからないこともあったり、

反抗期で素直に言えなかったり、

言うと問題が起きることを想定していえなかったり、

自分自身なんの影響でそうなるのかがわからなかったり

理解することが難しいのはこういったところに

理由があります。

こどものことが理解できない


何度言っても同じことをしてしまう子ども

親からすると

「なんで?」「わざと?」

「わたしのころは。。。」

と感じてしまいます。

こうすればいい、と教えてあげても

できない

やらない

「なんで?」

これくらいでそんな反応になるの?

「なんで?」

なんでの数だけ

理解できないものがあります。

  • 同じ失敗をする
  • 人間関係やコミュニケーション
  • すぐ怒る・癇癪が出る
  • 繊細で傷つきやすい
  • 恥ずかしい
  • 逃避・回避行動をする
  • 負けるとすごい反応になる
  • だらしのない言動
  • 運動や自転車など体を使うこと
  • 片付けや日々のルーティーン
  • ゲームやYOUTUBE、スマホ、SNS
  • 人の話を聞かない
  • 問題を起こす
  • 同じ質問を何度もする
  • ふざける
  • 理解できない行動をする
  • 理解できない遊びをする
  • 理解できない言葉を使う

など、理解しにくいことはたくさんあります。

お母さんの大変さ


「こうすればいいのに」

「わたしだったらこうするのに」

うまくやる方法を伝えても

なかなかできない本人

伝えても改善しない苦しみ

無力感

を感じ、

憤りを感じたりします。

そういったことが積み重なると

イライラして

怒ることも増えてしまったり

人によって

その怒ることに罪悪感を感じて

余計にストレスが溜まったりすることがあります。

理解できないものの数が多いと

そのストレスは一気に多くなります。

ストレス解消や発散などのストレスマネジメントも大事になりますが、

こどもさんへの理解が進むことで

なんで?というわからない

苦しみを少しずつ解消でき

イライラの元を減らすことができます。

なぜこどものときはできない?守れない?同じことをする?


「わかっているはずなのにできない」

「ルールは言えるのに守れない」

「反省しているのにまた同じことをする」

このようなことは良く起きます。

これは「知識」と「実行」が別の脳的な機能だからと考えられています。

「理解不足」や「やる気不足」もありますが、

実行機能などの課題によって起きる場合があります。

① 実行機能によるもの

実行機能とは

  • 衝動を抑える
  • 注意を維持する
  • 順番を考える
  • 感情をコントロールする
  • 行動を切り替える

といった能力です。

叩いたらダメなのは知ってるけれど

  • 怒る
  • カッとなる
  • 手が出る

ということが起きます。

知識として理解はできていますが、

感情が高まった瞬間に

実行機能がうまく使えない状態になります。

年齢が低いほどこういったことは多くあります。

② 感情が強すぎる

脳は感情が強くなると理性的判断が弱くなります。

特に

  • 怒り
  • 悔しい
  • 恥ずかしい
  • 怖い
  • 不安
  • 興奮

などの強い感情があると、

「わかっていること」を行動に移しにくくなります。

感情の強度が軽減されると

認知が入りやすくなり

コントロールできたりすることもあります。

経験値や経験による感情コントロールスキルなどが上がっていくことで

感情の強度が変わります。

完璧主義などの考え方などの影響も感情は受けます。

③ ワーキングメモリによるもの

頭で理解していても

その場で必要な情報を保持できない場合があります。

忘れていたり

覚えていないことで

思い出せなかったりすることで

行動に移せないことがあります。

これは知識ではなく

ワーキングメモリ(作業記憶)

による影響になります。

努力不足との境界が難しいこともあります。

④ 習慣化して習得できていないスキル

理解しただけでは行動になりません。

わかる ⇒ 練習する ⇒ 習慣化する

という段階を経て、スキルは獲得されます。

練習もどのように練習すれば

より習得しやすくなるかは

そのお子さんの個性や状況により

異なります。

抵抗感が非常に大きい時期は

慎重に行わなければなりません。

⑤ 状況が変わると応用できない

ここではできるけど

あの場所では出来ない

そういうことがあります。

それは応用できないことが影響していることがあります。

場面の切り替えでもスキルが活用できるように促していくことも大切です。

また心理的な影響で起こることもあります。

(厳しい先生がいる場所と優しい先生がいる場所での違い)

⑥気持ちの影響でできない

指摘されると余計に悪いことをやりたくなる

反抗したくなる

自分を変えたくない

家ではこうしたい!!

なんでダメなのかわからない

などの影響でうまく行動できないこともあります。

これは「心理的リアクタンス」という

人は自分で選んだり、決めたい欲求の自由を

勝手に取られたり、脅かされると

ストレスや怒り、反抗心が生まれることに影響されています。

親や先生との関係性の中で良く起きることがあります。

声掛けやどう尊重するかを話し合うことも大切です。

⑦ 発達段階としてまだ難しいケース

前頭前野(実行機能の中心)の成長には時間がかかります。

実行機能は

  • 幼児期
  • 学童期
  • 思春期

を通じて徐々に伸びていく、

非常に時間がかかりやすい機能です。

そのため

大人から見ると

「わかってるならやればいい」

と感じますが、

子どもからすると

「わかってるけど脳がまだ追いついていない」

ことがあります。

これは無自覚で無意識的であったりします。

⑧時代による違い

わたしのころだったらそんな事絶対しない。。。

絶対許されなかったし、それはしなかった。。。

でも我が子はしてしまう・・・

なんでそうするんだろう?

このような感覚的な違いで理解しにくいこともたくさんあります。

世代間ギャップによって

理解できない言動があったり

理解できない感覚的な違いがあったり

そういった時代による違いで理解することが難しいことがあります。

近年この時代的な違いによる理解の難しさが広がっているという声も良くお聞きします。

⑨特性と多様性

多様性が広がってきている人間社会の中で

その人の特性も広がったり、

強くなってきている

可能性があります。

発達特性

愛着特性

繊細さなどのHSC特性

その他さまざまな個性や特性の影響で

理解しにくいことも起きていたりしているかもしれません。

その場合は特性理解を進めていくことで

その理解から

どう対応すればいいか

がみえてくることがあります。

理解できないことを相談するかどうか


自分達だけで

こどもへの理解を深めること

ができればいいのですが、

特性が強かったり、

違いがあったり、

理解する気持ちになれなかったり、

難しい状況もたくさんあります。

そういった場合、専門家にご相談できるといいと思います。

ストレスの対処能力のコーピングスキルには

人の相談できるスキル

も重要視されています。

人に相談できるスキルは親にとっても子にとっても大切なスキルです。

一人や家族の中でうまく理解が進まない時は

ぜひご相談されてみてください。

日本では

  • 私が頑張ればいいという気持ち
  • 自分達で何とかしなきゃ
  • カウンセリングや相談へのイメージ
  • 誰にどんな相談をしていいかわからない
  • 自分が悪く思われるのでは?と考えてしまう

などの心理的・物理的な壁があるといわれています。

確かに大事なこともありますが、

相談して気持ちが軽くなり、

家族への理解が深まり、

より良い関係が早く築けるのであれば

よいと考える方も増えてきています。

何が相談できる?名古屋こどもカウンセリングとSST教室


ご相談はわたくし、白石がお受けしております。
相談内容は決まりがなく、自由です。

何が相談できるのか?

どんな風に進めるのか?

どんなことができるのか?

わからない場合、10分無料相談が使えます。

直接予約不要でお電話いただければとおもいます。(繋がらなかったら折り返し致します)

〇こどものカウンセリングや療育

〇保護者さまの理解と関り

両方を行うこともどちらかひとつも可能です。

詳しくはお電話かお問い合わせください。

お問い合わせはこちらです

場所は愛知県名古屋市昭和区川名です。詳しくはこちらへ「アクセス」

※駐車場所はご注意ください。(バイクが止まっている教室前にお車はお停めください)

当施設の詳しい特徴や方針についてはこちらへ

相談 料金

個別セッション:6000円(約55分)

遠方の方は、お電話、LINE、TEAMS(旧スカイプ)、ZOOMなどで行うことができます。

料金とお支払方法などはこちらへ

詳しくはお電話もしくはお問い合わせフォームにご記入ください。

ご予約とお問い合わせはこちらへ