しらいし先生
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こんにちは、名古屋こどもカウンセリングとSST教室のしらいしです。

子供が「生きづらい」と感じたり、保護者が「うちの子生きづらいだろうな」と感じる場面も現代なりに形を変えて存在しています。

そんな「生きづらさ」と対応するカウンセリングやSSTについて書いていきたいと思います。

※かんじがよめないおこさまやおんせいでききたいばあいは、こちらのぶんしょうをクリックしてください。(音声読み上げ案内)

子供にとっての「生きづらさ」


  • 勉強がうまくできなくて
  • 周りの子に比べてうまくできなくて
  • 不器用で
  • 運動があまりできなくて
  • 障害特性で
  • コミュニケーション能力の問題で
  • 周りの目を気にし過ぎて
  • 過敏すぎて(鈍麻過ぎて)
  • グレーゾーンで
  • 特性が強すぎて
  • HSC(HSP)で
  • よく失敗する
  • ミスが多い
  • やらかしてしまう
  • 傷つきやすい
  • シャイ
  • 緊張しやすい
  • 周囲があまり見えない
  • 自分の世界が強い
  • 過剰適応
  • 容姿が気になる
  • 病気や症状
  • 朝起きれない
  • 考えすぎる(気にし過ぎる)
  • 悩みこみやすい
  • 癇癪や手が出やすい
  • 人の嫌なことをしてしまう
  • SNSの問題
  • 窮屈に感じてしまう教育や縛り
  • 孤独や孤立

など数多くあると思います。

多少誰でもそういった生きづらさはあるかもしれませんが、その特徴が強かったり、多くのファクターが重なって問題が多くなると強く感じやすくなってきます。

お子様本人が「生きづらさ」を感じている場合もあれば、保護者さまが感じている場合もあります。

しらいし先生
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本当につらい時は、人を頼ってくださいね。

子供が感じる「生きづらさ」と親が感じる「子供が生きづらそう」という感覚


子供が感じる「生きづらさ」と親が「うちの子は生きづらいだろうな」という感覚が近ければいいのですが、そうでない場合もあります。

①子供が「生きづらい」と思ってないのに親が「生きづらそうだな」と思っている場合があります。子供さんが本当に思っていないのであればいいのですが、本当は非常に困っているのに親に悟られないようにしている場合は注意が必要です。

②子供が「生きづらい」と思っているのに親が理解・認知してくれていないケース。これもよくあります。親の感覚と子供の感覚やストレスの感じやすさ、時代の違いなども影響しているかもしれません。

子供さんでスクールカウンセラーやカウンセリングにネガティブな印象を受けている方がおり、それによって良い資源が活用できないことがあります。

SST教室やマネジメント学習といった感覚で紹介してあげることでハードルが低くなることがあります。

原因に対応するか?捉え方に対応するか?


問題の原因となっているものを明らかにして、対応することで難易度は様々ですが、適切な方法であれば少しずつ改善していくでしょう。

原因の対処は、急激な変化を求めすぎると難しいものもあり、少しずつ改善していくことが結果として良い場合が多いですね。

また問題のとらえ方にアプローチをする方法もあります。

自分独自の特性を理解し、受け入れる作業によって行われることも多いです。

お子様だけでなく、保護者様も同じように行うことによって相乗効果が出てきます。

セッションでは必要な対応を組み合わせて行います。

4つの方法から考える「生きづらさ」への対応


当施設では下記4つの方法からクライアントに最適な手段を組み合わせて、改善のサポートを行っております。

①カウンセリングによる「生きづらさ」への対応

カウンセリングでは、お子様や保護者さまの生きづらさを話していただきながら、気持ちが癒えたり、問題の重要なポイントが明らかになっていきます。

それが会話だけでクリアできるものであればそのまま進んでいきますが、トレーニングや環境設定などが必要であればそちらへ移っていきます。

②SSTによる「生きづらさ」への対応

SST(ソーシャル・スキル・トレーニング)では、どのようにすれば他者とよい関係を結べるか、その問題や大変さが改善するかを学ぶことができます。

ただ学ぶだけでなく、学んだ後は実践形式で体験していきます。

人数がそろえば集団でも行うことができますし、外部環境に出て練習することもできます。

③ストレスマネジメントによる「生きづらさ」への対応

ストレスマネジメントでは、生きづらい原因となるストレスを特定して、ストレスをできるだけ減らしていきます。

またストレスからの回復力が弱いケースでは、それを強めるためのセッションや資源を活用します。

捉え方を変えていくことによってストレスの強度が変わったり、発散する方法が増えるとストレス許容量が変化したりします。

④療育による「生きづらさ」への対応

療育の課題によって生きづらさを軽減していく方法です。

  • 不器用さであれば、手の巧緻性のトレーニングを
  • 眼球が動きにくいのであればビジョントレーニングを
  • 運動がうまくいかないのであれば運動療育やボディーイメージを
  • 一緒に遊ぶのが下手な場合は、遊戯療法を
  • SSTもこの療育の中で行う場合があります
  • 意見が言いにくい場合はディスカッションレッスンを

など問題になっているところとそれに付随するスキルに関して改善するように課題を設定していきます。

しらいし先生
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話しながら一緒に決めていきましょう!

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