子育てをしているとパパとママで考え方の違いがあったり、
教育方針や子育てが違ったり、
その根本が違うために関りや対応が異なったり、
その違いによってストレスになったり、夫婦げんかになったりすることもあります。
そういったなかで
どのような形がこの家族にとっての最適な形なのか?
子供の発達や成長が進むためにはどのような関りや方針が大事なのか?
また夫婦は統一した考えがいいのか?違っていてもいいのか?
そういったところの疑問に対して解決するべく、ご夫婦や家族で行うセッションを行っております。
子供へのかかわりもバージョンアップをすることによってお子様の発達や成長に大きな影響を与えます。
こちらでは非常に大切しているところになりますところの一部をこの記事で解説していきたいと思います。
※セッションのご案内は最後にあります。(面談できる場所は名古屋市ですが、お電話やオンライン通話で全国や海外からもご依頼いただいております。)
実際教育方針は誰が決めているの?
2024年の「明光義塾」の運営会社が中学生の子どもを持つ共働きの保護者950名を対象に「共働き家庭の子どもの教育に関する実態調査」を行いました。(現在約7割が共働きといわれております。)
共働き家庭の教育方針では
→ 母親主導 51.4%
→ 父親主導 13.9%
→ 夫婦共同 33.5%
という結果が出ており、
今回の共働き家庭の半数以上で子どもの教育方針を母親が決めていることがわかりました。
子どもの教育について夫婦間で協力ができていると思うか?という質問に対しては、
協力できている:31.3%
どちらかというと協力できている:42.0%
という結果が出ました。
どれくらい違う教育方針か、それに対しての不満があるのか?などはわからないですが、共働き家庭での教育方針はこのようなデータがあります。
またこれはあくまで共働きの家庭での話ですので実際には平均的なデータを抽出することはできません。
実際のところ
夫婦で完全に一致した教育方針や子育てができているご夫婦は
あまりいないのではないでしょうか?
ある程度妥協したり、
協力していく中ですり合わせていったり、
対立や口論があったり、
悩んだりしながら進まれているのではないでしょうか?
教育や子育ての方針の核は一緒だが、関わり方は違うというケースもあれば、
その核も違いがあるということもあります。
そもそもなぜ教育方針や関わり方が違うの?
自分が生きてきた人生の感じ方や大切にしているものはひとそれぞれ異なります。
それは遺伝子も異なりますし、経験してきたことも違うからです。
また人を見る目や愛情のかけ方、育て方も違います。
どんな愛情や関り、育てられ方を与えられてきたかも人によって異なります。
ですのでなかなか教育方針や育て方が一致したものになりにくい背景があります。
また外で働いて厳しい環境を肌で感じている方、お父さんに多いですが、将来社会で生きていくために少し厳しい教育方針や育てる傾向も日本ではあるように感じます。
おなかのなかで育て、出産という非常に密接なかかわり方をしているお母さんは、また異なった視点になることがあります。
それは非常に子供と深いつながりがあり、子供の違和感を感じやすくなるという点です。
ですのでお母さんは当人の視点に近い教育方針や関わり方、育て方も多くなることがあります。
それはあくまで全体的な傾向ですので人によって異なりますが、ここで大事なのは
厳しくなりやすい視点と優しくなりやすい視点がある
ということです。
それも極まっていくと
厳しすぎる(当人の心理を度外視してしてしまう)と優しすぎる(当人の心理を重要視し過ぎてしまう)
に変わってしまうことがあります。
一方がこのような過ぎる傾向になってくると
もう一方のパートナーがそれを補完する形で反対の姿勢をとることもあります。
それでうまく釣り合って、当人もよければそれで良いのですが、、問題が起きることもあります。
こころのなかでは優しく接してあげたいけど
将来を考えると。。。
あれだけ嫌だった親のかかわりと同じような関りをついついしてしまう。。。
などの影響で本来したいか関りや子育てができないこともあります。
子育てや教育方針が夫婦で違っていていい?
この問いは、賛否両論飛び交う難題です。
その難題への理解を深めるために説明していきたいと思います。
①教育方針や育て方、関りがある程度一致している場合
教育方針や育て方、関りがある程度一致している場合、その一貫性から安心感やルールの理解が進んでいきます。
見通しが立つので安心でき、夫婦や親子間での問題が起きにくくなる傾向があります。
予測ができるので情緒も安定しやすくなります。
多くの方が望む形にはなりますが、デメリットもあります。
デメリットとしてはその方針や育て方が合っていない時に
こどもの心理的な負荷が強くなる
逃げ場がない
といった状況になることもあります。
目標設定が高すぎたり、不満を出せない、こどもの発達や成長に合っていないルールなどがそれにあたります。
予測ができる一貫したシステムがあるからこそ安定できるのですが、それに慣れ過ぎて不条理さやイレギュラーの対応が難しくなるデメリットを生じることもあります。
それは予想外を練習する場面が少ないために起こりますし、そうでなければならないという認知からも生まれます。
①教育方針や育て方、関りが一致していない場合
一致してないことにより、
- 一貫性のなさからのストレスや混乱(いいよとダメ、どっちに従えばいいの?)
- 夫婦の対立に巻き込まれる(親の関係に敏感になる)
- 空気を読むなどのストレス
- 厳しい親を避けて優しい親にばかり向かう(目指している形とは異なる)
といったデメリットが挙げられています。
一方でメリットとしては、
- 一貫性がないことによって多様な理解、対応、使い分けができるようになる
- 思考の柔軟性や適応力が上がることもある
- 空気を読むスキル、論理型 × 共感型といったバランスを獲得できる
- ブレーキ役になることでバランスが取れることもある
といったところにも注目したい。
実際メリットしかないような一致したケースにもデメリットもあったり、
デメリットしかないようなケースでもメリットがあったりします。
こういった理解が進むと良い効果を生みます。
一致しているかどうかよりも大切かもしれないこと
一致しているかどうかよりも大切かもしれないことがあります。
それは、
- 夫婦間の違いによる批判、非難
- 一方の味方を強いられる引き裂きなどの三角関係
- 違いによるお互いの心理的ストレスの継続性
といった影響がどれくらいあるかということです。
このような状況はしばしば起きるものであり、起きること自体が悪いということではありませんが、近年の研究ではこのような関係性による影響も強くあることが示唆されてきています。
もしこのような状況があれば、ご相談いただければ理解できる場や話し合いの場が生まれます。
お互いを理解して、子供さんを含めてどのような家族の在り方にするかを考えていく中でその状態は改善されていくことが少なくありません。
夫婦の育児における協働の概念分析(津田充子1,3,安達久美子2,片岡優華)によると
- 子どもの成長や幸せという、夫婦で一致した方向性を持っていること
- 相手の育児における役割を認め、「自分たちの役割」として責任を共有していること
- 意見の相違を調整し、感謝や労いを伝え合う双方向のやり取り
- 職務状況や子どもの発達段階、体調などに合わせ、柔軟に役割や動きを変化させる力
- 自分が親であるという自覚と、育児に取り組もうとする意欲
- 職場での理解や、祖父母などのサポート、社会的な育児支援体制
- 安定した養育環境による、子どもの情緒や社会性の向上
- 育児ストレスの軽減、自己効力感の向上、夫婦の絆を深める事
- 家族というシステム全体が、困難に対して柔軟に対応できるレジリエンスを獲得すること
そして必要に応じて話し合いを行うことなどが重要なポイントであるとされています。
すべては無理だとしてできることが増えていくことはお子様の成長や発達に非常に貢献します。
夫婦が「同じチームである」という意識をもって進められると良いよりですし、
感謝やお互いの配慮があれば、なお良いものです。
ただ実際にはわかっていてもなかなかできない、、、、ということが多いものです。
子供にとって必要なものですか?それとも親にとっての必要なもの?
子供にとって必要な教育方針、関り、子育て
を考えているのですが、
それが子供を中心において考えられたものではない時もあります。
教育方針、関り、子育ては学校では教えてくれません。
独自にそれぞれ受けたものから人生経験を踏まえ、時には学び、個人的に集約したものです。
ですので非常にパーソナルなものになりやすくなります。
正しいと思ってそのかかわりを実行して
うまくいかないことがあります。
自分の生きてきた背景と理解から子供に関わってうまくいかないことがあるんです。
それは世代の違いや個性の違いの影響も受けます。
自分を軸に考えるのか?
子供を軸に考えるのか?
その問いは今後にとって重要な思考と行動を生んでくれます。
パパがこどものことをもう少し理解してくれたら
パパがこどものことをもう少し理解してくれたら。。。(もちろんママや兄弟姉妹が、、、ということも)
という状況も現代では比較的多くみられることがあります。
そういったケースでは家族の中だけではその話し合いが難しいこともあります。
専門的な第三者が立ち会うことで
悪者にするのではなく
なぜそのような関りや理解であったかを周囲が理解していくことで
改善や解決の道に至ることが多くあります。
誰もが何かしらの信念や意図、苦労があるものです。
そんな深い理解が進んでいくと家族の中の関係性や役割に良い影響を与えてくれます。
発達特性、知的特性、愛着特性、HSC、個性的な子供たち
さてここまで一般的な枠組みで説明してきましたが、現代は個性的な子供たちがたくさんいます。
見通しが普通の子供より強く影響するお子さんがいます。
その場合、夫婦間で共有した考えを持てない場合、とても大きく荒れることがあります。
衝動性が高くて我慢が難しいお子さんがいます。
自分の世界観や嗜好が強すぎてお話が聞けない子もいます。
愛情をかけているのに伝わらないことだってあります。
少し指摘しただけですべてを否定されたように受け取ってしまうこともあります。
普通にしているのに過敏に感じてしまうお子さんもいます。
努力が足りない、注意が足りない、我慢が足りないと思っていたけど実際本人の努力だけじゃない特性があることもあります。
それが非常にわかりにくく存在していることもあります。
個性的な子供たちだけでなく、普通といわれている子にも個性はあります。
独特の考え方、ルール、行動、ストレス対処、心理、身体があります。
お子さんを深く理解すればするほど、どのように教育方針を考えて、関り、子育てをすればいいかが明確になっていきます。
その子供の発達や成長、特性、個性と教育方針や子育て、関りのズレが大きければ大きいほどうまくいかないことが増えるかもしれません。
その理解から関りのバージョンアップが生まれます。
ペアトレとはペアレント・トレーニングの略で、「適切な行動を増やし、不適切な行動を減らす」ための具体的な関わり方を習得するトレーニングです。
お子さんのお話をしていただければどのような関りが必要か?
どのような環境調整が必要か?
どのような理解と受け入れをしていくのか?
配慮はどこまでやればいいのか?
などをお伝えすることができます。
逆説的にはなりますが、特性や個性が強いお子さまの場合、ご夫婦の関りや理解のアップグレードがなければ困難になる場面も多くなるかもしれません。
親のせいとかそういうことではなく、そこまでしないといけないのか!?といった中に答えがあるかもしれません。
夫婦で、家族で話し合う機会をつくる
夫婦で話し合う機会をつくる
家族で話し合う機会をつくる
それによって生まれるものは大きくあるでしょうし、それぞれ負荷をかけていたことや生じていたストレスが解消されるだけでも日常生活が楽になるものです。
当相談室兼教室では、夫婦や家族で話し合うセッションを行っております。
これが非常に効果的でさまざまな問題を改善していく良い機会になります。
また普段言えないことをようやく言える舞台になることもあります。
ですので「そう感じていたんだ!!」といったことが知れることも多くあります。
そして長年のストレスや不満が解消されていくことに役立てられます。
このセッションを行うことで
- 子供への理解が深められる
- その理解をもとにどのような役割で進めればいいかがわかる
- 対立関係から協働関係になる
- 夫婦の関係も良くなる
- ストレスが減る
- 感謝が生まれる
- 素敵な家族だなと思えることが増える
- 幸福度が上がる
- もっと早くやればよかった
- 変化が速い
- 気づきが多い
- 前向きになってきた
- 長年の課題を解決できた
などのご感想をいただいております。
ぜひ一度体験されてみてください。
名古屋こどもカウンセリングとSST教室での特徴
ご相談はわたくし、白石がお受けしております。
直接こちらにお越しになってご相談もありますが、電話やLINE動画通話、TEAMSなどでも可能です。
ご家族のご事情や個性も大切にしながら、良い機会にできたらと思います。
お問い合わせはこちらです
場所は愛知県名古屋市昭和区川名です。詳しくはこちらへ「アクセス」
※駐車場所はご注意ください。(バイクが止まっている教室前にお車はお停めください)
相談 料金
夫婦、家族ペアトレ個別セッション:6000円(約55分)
遠方の方は、お電話、LINE、TEAMS(旧スカイプ)、ZOOMなどで行うことができます。
詳しくはお電話もしくはお問い合わせフォームにご記入ください。
