当てられてしゃべるのが苦手。。。

発表が怖い。。。

人前で話す可能性のある日は学校へ行きたくない(行けない)

ドキドキバクバクしてうまくしゃべれない。。。

注目を浴びるとうまくできない。。。

など人前で発表する、しゃべることが苦手であったり、怖さを感じる方に向けて、少しずつ克服していくためのカウンセリングやご相談に応じております。(こどもだけでなく、大人の方にも行っております)

場所は愛知県の名古屋市ですが、オンラインでも全国対応が可能です。

人前で話すことや発表が苦手なのはなぜ?


うまく発表できればいいのに。。。

うまく人前で話せればいいのに。。。

頑張ってもうまくできないことがあったり、苦手な方もいます。

緊張したり、

ドキドキバクバクしたり、

うまく言葉が出なかったり、

固まってしまったり、

どう思われるかが気になって気持ちが動揺したり、

いつもの平常時とは違う、高ストレス負荷状態を感じると思います。

高ストレスなので、逃げ出したくなったり、回避したくなることが多くあります。

発表や人前で注目を浴びてしゃべることの苦手さは人によって原因や要因は異なることがあります。

原因や要因は一つだけでなく、複数が複雑に絡み合いその苦手さや怖さを強くしてしまうことがあります。

  • 遺伝的な性格的特徴を引き継いでいる
  • 恥ずかしがり屋な性格(人前で恥をかく恐怖)
  • 過去の失敗した経験や苦手意識が影響している
  • もともと人の注目を浴びるのが得意ではない
  • もともと苦手である
  • 失敗することに強い苦手意識がある
  • 自信や自己肯定感が弱くなっている
  • 緊張しやすい
  • 母子分離の難しさや自分一人で行うことに自信がない(頼りたがる、助けてもらい慣れ)
  • 人にどう思われるかが気になる
  • 嫌われる、陰口に強いストレス反応がある
  • 理想やプライドが高い
  • 緊張の扱い方や発表のコツをまだ知らない
  • プレッシャーの扱い方がうまくできない
  • 陰口やいじめのリスクがその環境にある場合
  • 完璧主義(少しの失敗にも寛容になれない)
  • 大きな声を出しにくい(器質的、精神的に)
  • 高ストレス、敏感に(強く)感じやすい
  • 赤面することへの恐怖(赤面恐怖)
  • 指示や話の流れがうまく聞けていない(まとめる、自分の意見の苦手さ)
  • 自分の意見や気持ちがうまく伝えられない(よくわからない)

など様々あります。

自分の性格であったり、

興味がない分野であったり、

経験値やコツを理解できていないことであったり、

いじめや悪口につながるリスクのある環境が影響したり、

精神的なストレスやそれを感じやすい思考をしていたり、

そもそも先生の指示や意図を聞けていない、理解できていかったり、

うまく練習できていなかったり、

いろいろな方向で考えていくと、影響しているところが良く見えてきます。

もっと大きな分類でいくと、人の目やどう思われるかが気になるタイプとそれはなくてうまくできないタイプがあるかもしれませんね。

ここがわかってくると少しまた違った気持ちになることがありますが、それだけでは克服できないことが多くあります。

人前で話す恐怖、発表の恐怖


人前で話すことが怖い。。。

発表することが怖い。。。。

これくらいの恐怖が出てくると日常生活にも支障をきたすことがあります。

子供でしたら学校へ行き渋り、その当日の登校拒否、不登校などにつながることもあります。

失敗が続いたり、大きな失敗で恥をかいたりすることで、苦手意識が生まれたり、トラウマのような強烈な恐怖記憶になってしまうことがあります。

このような状態であったら、カウンセリングなど専門的なアプローチと同時に学校側への配慮を求める動きも大切になります。

その同時進行で進めながら連携していくことが大切です。

ポリヴェーガル理論と自律神経


人前で話すこと、発表について克服していく中で自律神経や身体的な理解を得ていくことも大切です。(難しければこの項の最後の4文くらいを読んでいただければと思います)

私たちは下の図のように交感神経と副交感神経が働いて活動できています。

無意識的にこの機能が働いておりますが、

精神的な影響

危険か安心できる環境か?という影響

危険か安心できるか?という認知や考え方による影響

を受けます。

一般的には、

危険モードでは内臓に行く血流を減らしてでも筋肉に血流を回して逃げるか戦うかができるようにしていきます。(交感神経が亢進)

安心モードでは内臓などに血流を回し、回復とリラックスを行うことができます。(副交感神経の働きが活性化)

発表や人前で「危険モード」に入ると、筋緊張や逃げるか戦うかという精神状態になります。

リラックスや安心なんてできません。

緊張や動悸がしたり、それによってうまくしゃべれなかったり、発表できなくなります。

自律神経の仕組み

大昔では「発表」や「人前で話す」なんてことよりも猛獣であったり、盗賊や災害などの恐怖から逃げることや戦くことが恐怖の対象でした。

現在は猛獣などはおらず、盗賊などの人物はほぼ会うことがない生活をしています。

危機に関して筋肉に血流を持っていくことが生存のカギであったこの原始的な適応反応が、現代では逆にその危機に対してより難しさを生む結果になってしまっています。

なぜなら少しでもリラックスしたほうが話しやすいですし、発表もしやすいものですから。

ポリヴェーガル理論ってなに?

1994年に精神生理学者のステファン・W・ポージェス博士によって、提唱された理論です。

ポリヴェーガル理論(直訳:多重迷走神経理論)では、従来の交感神経と副交感神経のバランス理論とは異なり、2つの防衛機能である

「交感神経系(硬骨魚の時代に形成された)」

「背側迷走神経系(太古の魚類に備わっていたとされる古い迷走神経)」

社会交流機能の「腹側迷走神経系(哺乳類時代に作られた迷走神経)」

の3つの神経システムによって成り立っていると考えています。

活動的な「交感神経系」では危機に直面すると「戦う」か「逃げるか」という選択を行うため筋肉に血流を回し、それが実現できるように働きかけます。

睡眠や消化吸収に働きかける「背側迷走神経複合体」はピンチの場面では身体や思考を「フリーズ(凍り付き)」させて息をひそめるような危機回避を促します。

おだやかな表情をつくったり、友好の合図を受け取ったり、人と交流するのに欠かせない「腹側迷走神経系」が安定していると「背側迷走神経複合体」も機能的に安定しているためリラックスできたり、休息できます。

これらの神経の安定によって心身は健康で活動できるが、不調をきたすことによってさまざまな症状が起きます。

従来の自律神経の考え方に加えて、

私たちは

「人とかかわる能力やスキル(社会性)」

「心理的な安全性」

などの影響を受けていると言えます。

逆に言えば、ソーシャルスキルと心理的安全領域が広がれば自律神経も安定しやすくなると言えるかもしれません。

一般的な理論とポリヴェーガル理論で説明してきました。

少し小難しい内容だったかもしれませんが、

要は体が発表や人前で話すときに、そんなに強く

「危機反応モードにならなくてよい」

「非社交モードにならなくてよい」

と学習できれば良い、というのが身体的な大切なポイントになります。

カウンセリングや心理療法でどこまで克服できるの?


カウンセリングや心理療法でできることとして、

  • なぜうまくいかなかったか?何がかんけいしていたかがよくわかる(わかると少し安心する)
  • 自分の気持ちを癒すことができる
  • 怖さや苦手意識に向き合うセッションでは、怖さが徐々に減ってくる
  • 安心が増える、安心領域が広がる
  • 自信や自己肯定感を取り戻す(こころが元気に)
  • 精神的安心、強さを獲得する
  • 完璧主義や失敗に寛容になる
  • 人に嫌われることやどう思われるかへの過剰な恐怖を減らすことができる
  • 自分を責めることが減る
  • 緊張の扱い方を学べる
  • 注目に対するポジティブな認知を変化できる
  • 少し挑戦してみようと思える気持ちを作れる

などがあるでしょう。(相談する専門家で異なります)

心でできることが思ったよりたくさんあります。

そして心でやっていったことが先ほどの体の反応に影響します。

心で乗り越えたものが身体に良い影響を与えることができます。

相当な恐怖や心労がある場合は最初は心のケアをしながらトレーニングに移っていきます。

指示が聞けない

意図が理解できない

自分の意見が言えない

などはSST療育などで練習していくこともできます。

リハーサルとコツをつかむトレーニング


まずは安心を作り、カウンセリングや心理療法で土台を作ります。

そのうえで挑戦するマインドがでてきたら

信頼している先生(当教室では白石)と一緒に楽しく練習していきます。

それは非常に簡単なところから始めます。

「えっ、先生そんなのでいいの?」

というところから始めます。

小さな成功をたくさん経験しながらコツをつかんできます。

これくらいだったらできそうという領域が増えていきます。

練習しながらも「コツを学ぶ機会」も同時に作っていきます。

人前で話す、発表は苦手意識が強烈に出ることが多いものです。

この強烈な苦手意識はうまく進めていかないと、

「自分は一生できなくてもいい」

といった方向になりやすいものです。

しかしうまく練習していくと

「なんであんなに嫌がってたんだろう」

という感覚が生まれ始めます。

この感覚を感じられながら進めていけることが大切です。

遠方ですが、参加できますか?大人でも大丈夫ですか?


愛知県内の方であれば来所されて受ける、まれに遠方から1日でたくさんのセッションを受けられる方法をとられる方もいますが、県外の方は難しいかもしれません。

県外や来所が難しい方でもオンラインでコミュニケーショントレーニングを受けることができます。

ZOOMやLINE、TEAMS(旧スカイプ)などで動画通話で行います。

時間も費用も変わりません。(決済はオンラインでできます)

子供のセッションも大人のセッションも行っておりますのでご安心ください。

人前で話す、発表の苦手さを克服するセッションとお問い合わせ


しらいし先生
しらいし先生

早いうちにやっておくと人生が歩みやすくなります。

場所は愛知県名古屋市昭和区川名です。詳しくはこちらへ「アクセス」

当施設の詳しい特徴や方針についてはこちらへ

カウンセリング(心理療法)とトレーニング料金

個別セッション:6000円(約55分)

遠方の方は、お電話、LINE、TEAMS(旧スカイプ)、ZOOMなどで行うことができます。

料金とお支払方法などはこちらへ

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